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DIARY

医師日記

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2024年8月15日の日記|西村好晴

「桃栗三年柿八年」ということわざをご存知の方は多いと思います。説明するまでもないかもしれませんが、桃や栗は3年たたないと実を結ばない、柿は8年たたないと実を結ばないという意味で、これが転じて、人が技術や知恵を身に付けようと思っても一朝一夕にできるものでは無く、長い年月をかけて努力することが大切である、という意味です。若手外科医にも同様のことが言えるのではないでしょうか。

さて、この「桃栗三年柿八年」ということわざの続きがあるのをご存知でしょうか。諸説いろいろあるようですが、「桃栗三年柿八年柚子の大馬鹿十八年」と続くらしいです。私は最近まで知りませんでしたが、何故この話をするかというと、我が家には私の背丈を超える柚子の木がありますが、なかなか実がつかないのです。一昨年、初めて花が咲き、「ついに来た!」と思いましたが、実を結ぶことはありませんでした。昨年は実が付きましたが成熟することなく楽果してしまいました。今年はどうかというと、昨年より多く花が咲き、実も付きましたが、多くが落菓し、たった一つだけ残っています(写真)。同じ柑橘系のレモンやカボスに比べて成熟度はかなり遅いのですが何とか少しづつ大きくなってきています。目標である自家製の柚子胡椒には程遠いですが、「柚子の大馬鹿十八年」を信じて、これからもこの木を育てていきたいと思います。

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心臓血管外科

2024.08.14 Wed 00:00