kv_group

DIARY

医師日記

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

2025年1月14日の日記|島あや

明けましておめでとうございます。

みなさんはどのようなお正月を過ごされましたか?

今年は例年に比べ年末年始の休みが長く、私も実家に帰ったり親戚に会ったりとゆっくり過ごすことができました。

私が育った家庭は昔の風習を大切にしており、母は祖母から受け継いで今もお味噌や梅干し作りをしてくれています。また年末になると、大掃除や餅つき(商売をしている関係があるのか現在も鏡餅や小餅を自宅でつくっています)、おせち作りと大晦日まで忙しくしています。ちなみに私は昔から料理が不得手なので掃除くらいしか役に立たず、妹が母の手伝いを頑張ってくれていました。昨年末、久しぶりに実家の慌ただしい様子を見て、「こんな寒い時に掃除しなくても正月は来るし、おせちも鏡餅も買えば楽やのにな~。いつまでこんな事続けていくんやろう。」なんて思いました。と同時に自分も母になって、改めて母の偉大さを感じました。

世の中はどんどん便利な時代となり、「手間をかけて」という感覚が乏しくなっているように感じます。しかし手間をかけた分だけ上手くできたときに大きな喜びを感じることができ、記憶・思い出にも残るのだと思います。私もそのような家庭で育ててもらったおかげで、たくさんの思い出をつくってもらいました。

私は夫も同業者で、自分が育った環境と同じように子供を育てることはできません。しかし母が教えてくれたことを自分なりに子供にも伝えていきたいな、と強く思ったお正月でした。

乳腺外科は患者さんの9割以上が女性で、家庭をもっている方も多くおられます。「母の在り方」は昔とは少しずつ変わってきているとは思いますが、家族にとって非常に大切な存在であることは今も変わらないと思います。そのような方々が元気に笑顔でご家族と過ごすことができるように、本年も診療に邁進していきたいと思います。

写真は元旦の日の出前の写真です。
今年のお正月は天気も良く、良い一年の始まりとなりました。
2025_1_15.jpg (200 KB)

乳腺外科

2025.01.14 Tue 00:00